メガネ選びのポイントにもなるリムの種類

リムとは、メガネのレンズを囲んでいるパーツのことを指します。英語で枠や縁を意味する「rim」が由来のパーツで、大きくフルリム・ナイロール・アンダーリム・リムレスの4種類に分けられます。 4種類の中で最もスタンダードなのがフルリムで、レンズ全体がリムで囲われているのが特徴です。ハーフリムとも呼ばれるナイロールは、レンズの上半分のみが囲われたタイプで、レンズ下部に透明な糸を通すことでレンズを固定しています。アンダーリムは、ハーフリムの逆でレンズ下部のみがリムで囲まれたタイプです。リムレスは、文字通りリムが無くレンズとフレームがネジで固定されたタイプで、縁なしやツーポイントなどとも呼ばれます。 このようにリムは大きく4種類に分けられますが、リムはメガネをかけた際の印象を大きく左右する要素となるので、各種類の特徴を理解した上で自分に合ったものを選択することが大切です。

種類別のメリット・デメリットについて

フルリムは、最もスタンダードなタイプのリムなので、フレームの形状や色、素材の種類が豊富というメリットがあります。一方で、メガネ全体に占める割合が大きいタイプなので、どのような印象を与えたいのかによってフレームを選択することが大切です。 ナイロールは、クールでスタイリッシュな印象を与えることができるタイプで、下方向への視界が良いというメリットがあります。しかし、レンズを固定している透明な糸は消耗品なので、年に1回ほどを目安に交換が必要です。 アンダーリムは、知的で落ち着いた印象を与えることができます。また、顔を短く見せる効果も期待できるので面長の方に特におすすめですが、比較的珍しいタイプなので選べるデザインの幅は狭いです。 リムレスは、メガネをかけていても目立たず、素顔のときと印象が大きく変わらないのでどのような方でも似合います。ただし、リムレスは耐久性が低いので取扱いには注意が必要です。